「最近、動きが遅くなった」
「疲れやすくなった」

このような変化を感じていませんか?

それは年齢のせいだけでなく、フレイル(虚弱)のサインかもしれません。

フレイルは、早めに気づいて対策することで、健康な状態に戻る可能性がある段階です。

この記事では、フレイルのチェック方法と、改善するための生活リハビリ・自宅でできる運動についてわかりやすく解説します。

フレイルとは

フレイル(frailty)は「虚弱」を意味し、

  • 筋力の低下
  • 活動量の低下
  • 心身の衰え

が重なった状態です。

健康と要介護の中間の状態と言えます。

放置すると要介護へ進行しやすいですが、適切な対策で改善が期待できます。

フレイルの主な原因

フレイルは1つの原因ではなく、複数の要因が関係します。

① 身体的な問題

  • 筋力低下
  • 運動不足
  • 低栄養

② 精神的な問題

  • 意欲低下
  • 記憶力の低下
  • 気分の落ち込み

③ 社会的な問題

  • 外出機会の減少
  • 人との交流の減少

この3つが重なることで、フレイルは進行します。

フレイル簡単セルフチェック

3つ以上当てはまる場合は注意が必要です。

□ 体重減少
・6か月で2〜3kg以上減った

□ 疲れやすい
・以前より疲労感が強い

□ 活動量の低下
・外出が減った
・人と会う機会が減った

□ 握力低下
・ペットボトルの蓋が開けにくい

□ 歩行速度の低下
・青信号の間に横断歩道を渡りきれない

椅子5回立ち上がりテスト

脚の筋力を簡単に評価できます。

方法

  1. 椅子に座る
  2. 両手を胸の前で組む
  3. 立つ→座るを5回繰り返す
  4. 時間を測る

目安

  • 60代:約7.9秒
  • 70代:約9.4秒
  • 80代:約11.8秒

12秒以上は要注意(筋力低下のサイン)

生活リハビリ

フレイル予防は、特別な運動よりも日常生活が大切です。

意識するポイント

  • こまめに立つ・歩く
  • 家事も“運動”として行う
  • 外に出る習慣を作る
  • 立ち座りを丁寧に行う(スクワットと同じ効果)

「動く機会を増やす」ことが最優先です。

自宅でできる運動

① 椅子スクワット

立ち座りに直結します。

方法

  1. 足を肩幅に開く
  2. 椅子の前に立つ
  3. 背筋を伸ばす
  4. 椅子に軽く触れる程度までしゃがむ
  5. 10〜20秒キープ

ポイント

  • 膝が内側に入らないようにする

② かかと上げ運動

転倒予防に重要な運動です。

  • 立ってかかとを上げる ×10回

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食事改善

フレイルでは「痩せすぎ」を防ぐことが重要です。

特に意識したいのがたんぱく質です。

たんぱく質を多く含む食品

  • 肉類(特に鶏肉)
  • 乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)
  • 大豆製品(納豆・豆腐・味噌)

まとめ

フレイルは、

  • 筋力低下
  • 栄養不足
  • 活動量低下

が重なって起こります。

しかし、

  • 運動
  • 食事
  • 生活習慣

を見直すことで改善が可能です。

大切なのは「気づいたときにすぐ始めること」です。

将来の介護予防のために、できることから始めていきましょう。

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