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天気が悪いと頭が痛い!気象病を改善する自宅でできるリハビリ

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「梅雨の時期はしんどい」

「雨が降る前は頭が痛くなる」

このような症状は、気象病かもしれません。

この記事では、気象病の症状や原因、改善方法についてまとめてみます。

気象病について

気象病とは、気候や天気の変化が原因で起こる身体の様々な不調の総称です。

気候や気圧の変化が、身体の様々な機能を制御する自律神経のバランスを乱すことで発症します。

発症頻度は女性が多く、年代では10代や高齢者の方が自律神経が弱いのでなりやすいと言われています。

気象病のメカニズム

耳の中にある内耳が気圧の変化を敏感に感知し、前庭神経が過剰に興奮すると自律神経のバランスが崩れると言われています。

気象病による頭痛は、自律神経のバランスが崩れることで三叉神経からCGRPという物質が放出されて脳の表面の血管に炎症を起こしているという研究があります。

ストレートネックが誘発?

ストレートネックとは、頸椎(首の骨)の湾曲部分が真っ直ぐに近い状態になることです。

ストレートネックになると内耳に血液を届ける椎骨動脈が血行不良になり、内耳を過敏にさせます。

主な症状

気象病は、雨が降る前や天候が変わる前に以下のような不調を感じることが多いです。

  • 頭痛
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 倦怠感
  • 肩こり
  • 足のむくみ
  • 手足の冷え
  • 血圧の変化
  • 気分の落ち込み
  • 吐き気
  • 喘息

気象病になりやすい方

  • 片頭痛持ち
  • ストレートネック(スマホ首)
  • 乗り物酔いをしやすい
  • 長時間デスクワークをしている
  • 反り腰や猫背など姿勢が悪い
  • 肩や首のこりがある
  • 体が硬い
  • エアコンが効いている環境にいることが多い
  • 歯ぎしりやくいしばり、歯のかみ合わせが悪い
  • 運動量が少ない
  • むち打ちをしたことがある
  • 精神的なストレスが多い

気象病を予測するアプリ「頭痛ーる」

「頭痛ーる」は、気象予報士が考案した気圧予報に基づく体調管理アプリです。

気圧の変化をわかりやすく表示し、体調不良が起こりそうなタイミングを教えてくれます。

また、記録をつけることもできるので、どのような気象条件で体調不良になったかなどが分かり対策しやすくなります。

自宅でできるリハビリ

耳ストレッチ

ストレッチにより、内耳の血流を改善して自律神経を整いやすくします。

  1. 耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張る
  2. 耳を横に軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわす

首・肩ストレッチ

ストレッチにより、気象病の症状が出やすい首・肩周辺の柔軟性や筋力を改善します。

  1. 両手を後頭部に当てて両肘を外に開く
  2. 後頭部で両手を押すようにして10秒キープ
  3. 両肘を閉じ、下を見るように首筋を伸ばして10秒キープ

肩甲骨の筋トレ

肩甲骨を寄せて下げる筋肉(僧帽筋)を鍛えることで、自律神経を乱れやすくする原因の一つである猫背や巻き肩を改善します。

  1. 椅子の背もたれの後ろで両手を組む
  2. 両肘を伸ばし肩甲骨を寄せる
  3. 両肩が下がるように両腕を引き下げ10~20秒キープ

ウオーキング

1日20分以上の有酸素運動を習慣化することが心肺能力を向上させ、自律神経の機能を改善します。

まとめ

気象病の症状や改善方法について簡単にまとめてみました。

気象病になりやすい方は、自律神経のバランスを整えるために生活習慣の見直し、身体の不調の改善、適度な運動をすることをおすすめします。

気象病についてもっと詳しく知りたい方のために、おすすめの書籍も紹介しておきます。

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