しゃがめない・靴下が履けない子は要注意|子どもロコモのチェックと改善法
「うちの子、しゃがめないかも…」
「立ったまま靴下が履けない…」
そんな様子が気になったことはありませんか?
近年、子どもの間でも増えているのが
ロコモティブシンドローム(ロコモ)の予備軍といわれる状態です。
本来は中高年に多いものですが、今は運動不足や生活習慣の変化により、子どもにも広がっています。
この記事では
- 子どもロコモとは何か
- 簡単にできるチェック方法
- 家庭でできる改善方法
をわかりやすく解説します。
子どもロコモとは?
ロコモとは、骨・筋肉・関節などの機能が低下し、「立つ・歩く」といった基本動作が難しくなる状態のことです。
子どもの場合は病気ではなく、体の使い方や経験不足によって起こるのが特徴です。
例えば
- しゃがめない
- バランスが取れない
- 体が極端に硬い
こういった状態が見られる場合、子どもロコモの可能性があります。
この状態を放置すると、将来的に
- ケガをしやすい
- 疲れやすい
- 姿勢が崩れる
といった問題につながるため、早めの気づきが大切です。
なぜ増えている?子どもロコモの原因
主な原因は「日常生活の変化」です。
- 外遊びの減少
- スマホやゲームの時間増加
- 姿勢の崩れ(猫背・前かがみ)
- 生活リズムの乱れ(睡眠・食事)
特に大きいのは、“遊びの中で体を使う機会が減っていること”です。
自宅でできる!子どもロコモチェック
① 姿勢チェック(座っているとき)
普段の姿勢を見るだけでもヒントになります。
□ 背中が丸くなっている(猫背)
□ 顎が前に出ている
□ 骨盤が後ろに倒れている
→ 体幹の筋力低下が疑われます
② 動きのチェック
1つでもできなければ要注意です。
□ 片足で5秒以上立てる
□ 踵をつけたまましゃがめる
□ 両手を上げて耳につく
□ 前屈で手が床につく
③ 日常生活のサイン
見逃しやすいポイントです。
- すぐ疲れる
- 立っているのが苦手
- よくつまずく
- 転んだとき手が出ない
- 雑巾がけができない
- 和式トイレが使えない
- 立って靴下が履けない
複数当てはまる場合は注意が必要です。
運動が子どもに与える3つのメリット
① 体が強くなる
骨や筋肉が発達し、ケガをしにくい体になります。
② 脳が育つ
運動は
- 考える力
- 判断力
- 集中力
を高めます。
③ 心が安定する
ストレス発散や気分転換になり、情緒の安定にもつながります。
運動が苦手でもOK!おすすめは「お手伝い」
「運動しなさい」と言うと嫌がる子でも、お手伝いなら自然に体を使えます。
拭き掃除(特におすすめ)

- 雑巾がけ → 足腰・体幹
- 窓拭き → 肩・背中
→ 全身をバランスよく使えます
ゴミ出し

- 持つ → 腕・握力
- 歩く → 下半身・体幹
→ 日常の中で無理なくできる運動
その他
- 買い物の荷物持ち
- 布団の上げ下ろし
- 掃除機がけ
ポイントは「運動」ではなく「生活の一部にすること」
改善のコツ
- 無理にやらせない
- できたことを褒める
- 毎日少しずつ続ける
短期間で変えようとせず、習慣にすることが一番の近道です。
まとめ
子どもロコモは特別な問題ではなく、
誰にでも起こりうる身近な変化です。
- 姿勢や動きをチェックする
- 体を使う機会を増やす
- お手伝いを習慣にする
これだけでも大きく変わります。
「運動しなさい」ではなく、
“自然と体を使う環境づくり”を意識してみてください。

