「どすんと座っただけで腰が痛くなった」
「少し体をひねっただけで動けなくなった」
このような症状はありませんか?
高齢になると骨がもろくなり、わずかな衝撃でも骨折につながることがあります。
今回は、高齢者に多い脊椎圧迫骨折の特徴と、再発を防ぐためのリハビリについて解説します。
脊椎圧迫骨折とは
脊椎圧迫骨折は、転倒や尻もち、体をひねる動作などで、
背骨(椎体)が押しつぶされる骨折です。
特に以下の方に多く見られます。
日常生活の中でも起こるのが特徴です
主な症状
安静時よりも動作時に痛みが強いのが特徴です
- 骨折部位の強い痛み
- 寝返り、起き上がりで痛みが増す
- 動くとズキッとした痛み
検査
骨折の有無や新旧の判断を行います。
一般的な治療
多くの場合は保存療法で対応します。
※痛みが強い場合や改善しない場合は手術が検討されます。
やってはいけない動作
骨が安定するまでの期間は、動き方が非常に重要です。
NG動作
日常での注意
「ゆっくり・まっすぐ」が基本です。
- 靴をかがんで履く
- 床の物を拾う
- 急に起き上がる
- 後ろを振り向く
筋肉の痛みとの見分け方
- 寝返りや起き上がりで強い痛み → 骨折の可能性
- 押すと痛い、じっとしていても痛い → 筋肉由来の可能性
迷った場合は必ず医療機関へ
脊椎圧迫骨折による影響
一度起こると繰り返しやすいのが特徴です。
- 背中が丸くなる(円背)
- 身長が低くなる
- 体幹筋の低下
- 再骨折リスクが高い(約5倍)
骨折により弱くなりやすい筋肉
- 腹横筋(お腹の深い筋肉)
- 多裂筋(背骨を支える筋肉)
この2つの筋肉は「自然のコルセット」と呼ばれ、コルセットの長期使用により衰えます。
生活リハビリ
運動よりもまずは日常動作の改善が重要です。
これだけでも筋力維持につながります。
安全な寝返り(ログロール)
再発予防に直結します。
- 肩と腰を一緒に動かす
- 体をひねらない
自宅でできる運動
痛みが落ち着いてから安全に行ってください。
① ドローイン(最重要)
腹式呼吸により腹横筋を鍛えます。
方法
- 仰向けまたは座って行う
- 息を長く吐いてお腹をへこませる
- 5秒キープ
回数:10回×2セット
ポイント
② お尻上げ(ブリッジ)
体幹+お尻の筋肉を強化します。
方法
- 仰向けで膝を立てる
- お尻→腰の順に持ち上げる
- ゆっくり戻す
回数:5回×2セット
ポイント
③ 椅子スクワット
再骨折予防に重要です。
方法
- 椅子の前に立つ
- 背すじを伸ばす
- ゆっくり座る→立つ
回数:5回×2セット
ポイント
- 前かがみになりすぎない
- 手すり使用OK
まとめ
脊椎圧迫骨折は、日常の些細な動作でも起こる骨折です。
しかし正しい動き方と筋力維持で再発は防げます
この3つが重要です。
痛みがある方や不安な方は、整形外科での相談をおすすめします。
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\健康な足腰を維持するために/
私は自宅での運動に、ステッパー(ナイスデイ)を使用しています。
テレビを見ながら1日5〜10分程度でも足を動かすことができ、運動不足の予防に役立っています。
平地ばかり歩くと骨盤を十分に動かさず歩いてしまうことがありますが、ステッパーを使うことで股関節や骨盤をしっかり動かす運動ができるのが大きな利点です。
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という方には、自宅で無理なく続けやすい方法の一つです。