自費リハビリ起業

自費リハビリのはじめの一歩!コストをかけない開業手段について

自費リハビリを始めたいけど、どうやって始めていいかを悩んでいませんか?

店舗を借りて始めるという方もおられるかもしれませんが、資金力が必要でリスクもあるので、こういう方は少数かと思います。

この記事では、個人で自費リハビリを始める方法について、私の経験も踏まえてお伝えします。

自費リハビリの始め方

自費リハビリの開業を考えているのは、現在病院や施設で働いている療法士が多いのではないかと思います。

可能であれば、退職してから開始するよりも副業から開始して、利用者が増えてから本業にシフトする方が焦らずに事業を進めていくことができます。

また、個人事業を継続していくには小資本で始めて、運営コストをできるだけ抑えることが重要です。

抑えたいコスト

事業に必要なコスト

  • 事業所家賃
  • 人件費
  • 広告費
  • 備品費用
  • 商品費用
  • 光熱費

人件費はスタッフを雇用しなければ必要なく、商品は自分の技術なので仕入れなどの費用はかからないと思います。

備品と光熱費は、必要なだけ使用しないとサービスの質が落ちてしまいます。

最も抑えるべきコストは、家賃と広告費です。

コストを抑えた開業について

4つの開業手段

①自宅の一室を利用する

自宅の一室が使用できれば環境が整えやすく宣伝もしやすいです。

家族の生活スペースと分けれることや利用者様がトイレに行きやすいなど、家族と利用者様への配慮が必要です。

②実家の一室を借りる

ご両親の理解が得られれば、とりあえず実家の一室を借りて始める方法もあります。

自宅での開業と同様にご両親や利用者様のことを考えた環境作りが必要です。

③訪問サービス

店舗として使用できる場所が見つからない場合は、訪問サービスだけで始める方法があります。

コストは最もかかりませんが、面識がない人を家に入れてくれる方は少ないので、新規利用者を増やすことが難しいかもしれません。

療法士としてすでに患者様や他職種から信頼があれば、自宅に訪問するというハードルが下がるように思います。

④レンタルスペースの利用

地域によっては1時間千円前後で借りれるレンタルスペースがあります。

レンタルスペースは時間ごとに料金がかかりますが、立地が良いという利点もあります。

事前予約にして必要な時間だけレンタルし、折り畳み式の治療用ベッドを持ち込んで始めるのが良いかと思います。

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広告宣伝について

まずは名刺とチラシを作成して友人や知人から宣伝するのが良いと思います。

名刺とチラシの作成はラクスルを使えば名刺、チラシともに100枚で800円程度で作成できます。

チラシのデザインが苦手な方は、ココナラで3,000円程度で作成してもらえるので、そのデータをラクスルに入稿すれば大丈夫です。

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まとめ

私自身は当時アパート住まいだったので、実家の4畳半の一室に治療用ベッドだけを置き、週末の副業として自費リハビリを始めました。

宣伝は名刺だけ作成し、知り合いの医療従事者に渡した程度です。

コストを抑えたことで、金銭的な負担や心配をすることなく軌道に乗るまで継続できたように思います。

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